ユニカイエ

伊丹堂の午後の巻

獏迦瀬:ひるますHOTLINEもいよいよ第8回ですね!

伊丹堂:っつ〜か、今回もネタはないというわけじゃな。

獏迦瀬:まあそのかわり、といっては何ですが、我々が黒猫房さんのサイトのメール&ウェブマガジン「カルチャー・レビュー」に登場しましたからね、そちらもご覧いただきたいな、と…。

伊丹堂:宣伝かい。

獏迦瀬:宣伝もダイジですよね…。けっこう今頃になって『オムレット』にもいろいろと反響が出てきたなんて、ひるますも申しておりました。

伊丹堂:しかし『オムレット』の宣伝は第6号でやったばっかじゃなかったかの。

獏迦瀬:でしたっけ…?(笑)っていうか、今回は『オムレット』ではなくて、この新連載「伊丹堂の理(コトワリ)」の宣伝でして…。

伊丹堂:ま、今回は「家族」とは何か?ってテーマで、ワシがズバリ家族の問題をえぐっとるから(笑)、ぜひ参考にしていただきたいね。

獏迦瀬:しっかり宣伝してるじゃないスカ。ま、それはそれとして、伊丹堂シリーズはずっと、「○○って何なんだ〜?」というタイトルでやってますから、ここらでみなさんから「○○って何」のリクエストをしていただいて、それに伊丹堂さんが答えると、そういうのも面 白いかもしれませんね。

伊丹堂:面 白いか?、ま、質問があれば答えないでもないが。そもそもワシは占い師もやってるわけでな。

獏迦瀬:でわ、みなさん、どしどし質問お寄せください。ってことでお終いでもつまらないので、これまでの我々の対話がどんなテーマでやってきたかを紹介しておきましょうか。そもそもこの対話シリーズは『オムレット』の中のコラム「伊丹堂の蛇足」としてはじまって、その後、臨場哲学ホームページで書評や政治論など、いわゆる時事放談みたいなことをやってたわけです。(この時は忘れてましたが「民主主義で行こう!」というマンガの付録として「政治って何なんだ〜?」という対話編がありました…)

伊丹堂:それと平行して「La Vue」への掲載があって、ひるますがいわゆる三部作といってる「倫理って何なんだ〜?」「正義って何なんだ〜?」「美って何なんだ〜?」というのがあるな。ただし「美」については我々でなく、若者二人の会話になっておったがな。

獏迦瀬:肥留間氏と珠緒さんでしたね。臨場哲学ホームページではその後、伊丹堂さんが登場しなくなって(笑)、「恋」とか「愛」についての話があり、今回の「家族」というところにつながってるわけです。このへんはホームページでもご覧いただけるのですが、「La Vue」は、ネットでは見られないので(ただし「美」はネットからの再録なのでネットバージョン有り)、ご覧になりたい方は黒猫房さんにお問い合わせください。問い合わせが多いと本にしてくれるかも(笑)。

伊丹堂:あと、連載以前に「カルチャーレビュー」に掲載したものがあったの。

獏迦瀬:竹田現象学批判です。このへんは一般 の人の興味があるか分からないのですが、ワタシ的には必読というか、かなり重要な指摘がなされてると思ってます。

伊丹堂:まあ竹田(青嗣)の思想自体が、一般 に浸透しているわけでもなんでもない以上、普通の人には興味ないことじゃろうな。まあそこでふれたような内容は、おいおい今度のシリーズで別 な形で語られることになるとは思うがの。

獏迦瀬:今回の家族論でもチラッとかかわってくるところがありますよね。

伊丹堂:家族の本質を○○と捉えると、すぐに家族は○○であるべきだ〜といいたがる発想を批判したところね。いわゆる本質論的誤謬って程度の話じゃがな。それと「カルチャーレビュー」ではワシらの対話ではないが、ひるますの単独論文で「臓器移植」の問題について書いたものがあったの。

獏迦瀬:森岡正博さんの「臓器移植法改悪反対」論議に呼応したものですね。「カルチャー・レビュー」別 冊2号に掲載されております。このへんも未だに古びてない重要な議論が含まれてると思います。

伊丹堂:いちおう森岡氏も「必読」と紹介しておったな。

獏迦瀬:臓器移植といえば、ついこのまえ、子供の脳死に虐待が関わってる可能性があるものが多数あるというデータがでましたよね。あらためて、脳死の子供からの臓器摘出が問題視されたというところですが、まあ当時から森岡氏が改正反対の論拠としていたことで、いまさら、という感じはしますね。

伊丹堂:だからそんなもんなんじゃって。いまさらだろうが、そういうことが世にしらしめられるのは結構なことじゃからな。

獏迦瀬:なんでも地道に続けていくことが大事なんですかね〜。

伊丹堂:っていうか、問題はそれがまっとうかどうかってことよ。

獏迦瀬:でましたね、まっとうさですか…。そう言ってしまえばなんでもそれで済んじゃうような気もしますが(笑)。まっとうさとは何なんでしょう?

伊丹堂:そりゃ、まっとうさとしか言いえないからの。それゆえさまざまな「テーマ」の中でオリにふれて、ワシのいう「まっとうさ」を語っておるわけよ。

獏迦瀬:なるほどね…今後の「伊丹堂の理」はどういうテーマになるのでしょう。

伊丹堂:つ〜か、それは聞き手のキミ次第じゃろ(笑)。ま、さしあたっては「文化」というところが大きなテーマじゃないかの。

獏迦瀬:文化ですか。まっとうな文化とは何か…ってことになるんですか?

伊丹堂:いや。文化について語るということは、まっとうに生きるとはどういうことかってことなのじゃ!

獏迦瀬:はあ…でわ、次回「カルチャー・レビュー」でお会いしましょう。


2004年04月05日 07:54 by hirumas | トラックバック (0)

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